実験開始〜ID4ケタ時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/20 18:45 UTC 版)
「アスキーネット」の記事における「実験開始〜ID4ケタ時代」の解説
利用者IDの頭3文字がascで発行された。asc0000〜asc0099までは社内用として発行され、応募した一般ユーザーにはasc0100〜が割り当てられた。書籍折込の応募用紙を使い発行された発足当初〜約一年後までにasc約7000まで発行された。アドレスを正しく書けばJUNETのユーザーにメールを送ることも出来、実際に試すものが出て問題になった。junk.test、現役女子大生(後にアスキー社員)をsigopとする麻奈美のコーヒーショップ等、以後のアスキーネットの雰囲気を特徴付けることになった掲示板が人気を博していた。この頃の通信速度は300bpsで、多くのものはカプラーを使用していた。 1985年、麻奈美のコーヒーショップが中心となり日本で最初の大規模オフ会が南青山で開かれ、二百数十人が参加した(参加者中女性は数人であった)。また、ネットを介して知り合い結婚するまでに至った日本初のカップルもやはりこのsigの常連であった。ちなみにこのカップルはわずか2週間で離婚した。
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