実際の設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/04 01:00 UTC 版)
圧力角を大きくすることで伝達可能なトルクを大きくすることができ、小さくすることでバックラッシを小さくし、伝達をより円滑にし、また工作精度を下げることができるが、実際には 20° とするものが多い。 14.5°と20°の圧力角の比較歯車の性質14.5°20°備考歯元の強さ小 大 20°の方が20%程度強い 歯の面圧大 小 ピッチ点では 20°の方が約36%強い面圧にできる かみ合い率大 小 滑り率大 小 最小歯数32(26) 17(14) 理論値(実用値) 斜歯のインボリュート歯車は、作用線が二つの基礎円の交差しない共通接線になり、また滑りも大きいため、使われることは少ない。
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