実車耐久試験
実車を用いて車両が顧客の幅広い使用環境、使用条件下において、長時間にわたり要求される機能、性能を確保しているかを評価する試験。決められた車両仕様、装備品の試験車を、定められた積載量、メンテナンスなどの条件で走行させる。走行は通常、試験場の耐久試験路と呼ばれる種々の路面状況(舗装、未舗装、勾配、路面凹凸、ダスト)において、走行パターンに従って行われる。このほか、市販車などでは実際の市場を走行する試験もある。本試験は数か月から1年近くが必要であり、ユニット、コンポーネント、システムごとに台上試験などで評価されたものの最終確認に位置づけられる。
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