実車試験
計画された車両仕様、試験条件、装備品を装着した車両を使用して行う性能試験、耐久試験をいう。ユニット(部品)試験で開発された各ユニットを組み込み、車両としてユニットの相互影響、干渉、調和など総合的に評価するもの。試験は見栄えや積載性、乗降性などの実用性の静的試験と、走行試験があり、さらに性能試験と耐久試験がある。試験は路上走行、シャシーダイナモ、各種テスト室で行われる。おもなものは騒音試験(車内、外、風)、操縦安定性試験、ドライバビリティ試験、電雑、排気ガス(含無蒸発)などがある。各ユニット試験結果を受けての総合評価であり開発の最終段階で実施される。
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