実用法を示す例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 21:35 UTC 版)
「著者名の引用 (動物学)」の記事における「実用法を示す例」の解説
著者名を引用する際、姓は省略されずに完全な形で与えられ、名(欧米でいうファーストネーム)は表記されない。 学名が設立された発表年を追記し、望むなら著者と年号の間にコンマを入れる(コンマは本規約の下で規定されておらず、コンマは追加情報を持たない、ただコンマは規約中の例示やICZNの『Official List』および『Official Index』にも含まれている)。 Balaena mysticetus Linnaeus, 1758 ホッキョククジラはカール・フォン・リンネによって、1758年の『自然の体系(英語版)』で記述され、命名された。 Anser albifrons (Scopoli, 1769) マガンは(ジョヴァンニ・アントニオ・スコポリによって)、Branta albifrons Scopoli, 1769として最初に記述された。現在はマガン属に置かれているため、著者と年は括弧内に記されている。この種を最初にマガン属に置いた分類学者は記録されておらず(そしてあまり引用されていない)、2つの異なる属-種の組み合わせは異名として見なされていない。 著者は自分自身を織り込んだ学名を設立することができる(献名を参照)。 これは異例のように思え、稀なことで、そして不文律に反しているが、しかしそれは本規約の下で制限されていない。 Xeropicta krynickii (Krynicki, 1833) ウクライナからの陸生腹足動物は最初にHelix krynickii Krynicki, 1833として記述された、元々この名前を付けたのは他の人物アントニ・アンジュジェヨフスキである。しかし、記載はクリニツキによって書かれており、そしてアンジュジェヨフスキは以前にこの名前を公表しなかった。
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