定義をめぐって
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 13:38 UTC 版)
19世紀以来多くの学者や国際機関が議論してきたが、いまだに貴石と半貴石の間に明確な区別はない。また、このような区別は非論理的である(多くの半貴石は、品質次第でダイヤモンドより高価になり得る)。無理に区別するよりも宝石イコール貴石とすべきだ、という意見も存在する。 一般にモース硬度7.5以上であることが条件の一つとされるが、これは空気中を浮遊する砂塵のうち宝石に与える影響が特に問題視されるのが石英(硬度7)を主成分とするもので、硬度7以下の宝石は慎重に扱わないと長い間には摩耗して価値が減少するためである。ただしヒスイとオパールは硬度7以下であるが、日本においては高く評価されるためしばしば貴石として扱われる。
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