宗教関係者の組織や官職
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 16:56 UTC 版)
「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」の記事における「宗教関係者の組織や官職」の解説
イスラムの長老(シェイヒュルイスラーム) 軍法官(カザスケル) カザスケル (オスマン語:قاضي عسكر「軍人の法官」、トルコ語: Kazasker )は、オスマン帝国における#法官(カーディー)の最高位。ドラマの日本語字幕では、軍法官 と訳されている。14世紀に創設されて、全カーディーを統括する役割を担った。帝国の領土が拡大した16世紀後半に、バルカン領土を管轄するルメリ・カザスケリ(ドラマの日本語字幕では ルメリ軍法官)とアナトリア領土を管轄するアナドル・カザスケリ(アナドル軍法官)に増員され、ルメリ軍法官が上位とされた。御前会議にも列席して、イスラム法の専門家として、国政に参与した。イスラム法学者の官職組織(イルミエ)の中では#イスラムの長老に次ぐ高位に位置づけられた。 ドラマでは、エブッスードがルメリ軍法官に昇進した。 法官(カーディー) カーディー (オスマン語:قاضي、トルコ語: Kadı )は、イスラム社会における裁判官で、主要な都市などに配置された。ドラマの日本語字幕では、法官 と訳されている。オスマン帝国では、その職階に応じて、日給や事務手数料が定められ、徴税などの地方行政にも携わった。 ドラマでは、帝都の法官として、エブッスードが登場し、マニサでも法官が登場している。
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