安倍の首相辞任と総裁選への幕開け
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「2007年自由民主党総裁選挙」の記事における「安倍の首相辞任と総裁選への幕開け」の解説
安倍は9月10日に召集された第168回国会において所信表明演説を行い、重ねて首相続投への意欲を見せたが、その2日後の9月12日に突然の辞意表明を行った。当日は10日の所信表明演説を受けての代表質問が行われる予定であり、それを目前にしての辞意表明という前代未聞の事態となった。 この事態に対して、幹事長の麻生太郎(麻生派)ら党執行部は国会会期中であることや9月25日の首相の国連総会出席を理由に9月14日告示、9月19日投票とする選挙日程案を示した。 予想外に早くポスト安倍をめぐって動き出した事態は、当初こそ麻生有利と見られていたが、安倍の辞意を事前に知っていたとされた問題や選挙日程が拙速であるとの批判などが党内より起こり、選挙日程も当初より4日延長した9月23日投票と決定された。 国会議員による議員票387票と各都道府県連3票で配布された地方票141票の計528票で総裁を選出することになった。 なお、安倍の任期途中での辞任に伴う選挙であるため、新任者の任期は安倍の残任期間(2009年9月末日まで)とされた。
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