守矢頼真書留
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 15:03 UTC 版)
頼真の自筆書留。全一冊。父の満実の代から書き継いだ諏訪大社の神事や神社経営に関する記事が書き留められており、天文11年(1542年)から天文21年(1552年)分が現存している。書留には天文11年4月の諏訪頼重嫡子寅王丸の生誕や同年7月の頼重自刃など、武田側の記録である『高白斎記』とともに諏訪侵攻に関する基本資料となっているが、天文12年以降は社務中心の記述となっている。原本が守屋家に伝存し、刊本には『新編信濃史料叢書』第七巻、『山梨県史』資料編6中世3下(県外記録)などがある。
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