UMG ABSとは? わかりやすく解説

UMG ABS

(宇部サイコン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/10 05:39 UTC 版)

UMG ABS株式会社
UMG ABS,LTD.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
104-6591
東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー
設立 2002年4月1日
業種 化学
法人番号 5010001078030
事業内容 ABS樹脂事業
代表者 取締役社長 井伊康明
資本金 30億円
売上高 550億円(2008年3月期)
従業員数 520名
主要株主 宇部興産(50.0%)
三菱ケミカル(50.0%)
外部リンク http://www.umgabs.co.jp/
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UMG ABS本社が入居していた聖路加タワー(写真手前)

UMG ABS株式会社(ユーエムジー・エービーエス、UMG ABS,LTD.)は、かつて存在した日本の化学メーカー。三菱ケミカルと宇部興産(現:UBE)のABS樹脂事業における合弁企業で、主にABS樹脂の生産、販売を行っていた。2018年4月にテクノポリマー株式会社JSR完全子会社)と統合し、 テクノUMG株式会社となった。

概要

宇部サイコン株式会社(1963年設立、統合直前時点で宇部興産〈現:UBE〉とゼネラル・エレクトリック 〈GE〉の合弁企業)と、三菱レイヨン(現:三菱ケミカル)のABS樹脂事業部の統合により、2002年4月1日に設立。2005年に日立化成工業(現:レゾナック)よりASA樹脂事業の譲渡を受けている。2017年現在では宇部興産と三菱ケミカルが出資する合弁会社である[1]

日本国内におけるABS樹脂の大手メーカーであり、日本国内向け出荷量では首位。[要出典]

事業内容
ABS樹脂事業(ABS、ASA、SAN、AESの各ポリマー及びこれらを使用するコンパウンド品、並びに他の樹脂とのアロイ製品にかかる事業)

事業所

沿革

  • 1963年(昭和38年)- 宇部サイコン株式会社設立(宇部興産とボルグワーナー・ケミカルズとの合弁)。
  • 1967年(昭和42年)- 三菱レイヨンが日東化学工業1998年に三菱レイヨンに吸収合併)よりABS樹脂事業を継承。
  • 1988年(昭和63年)- ゼネラル・エレクトリックがボルグワーナー・ケミカルズを買収。
  • 2002年(平成14年)- 宇部サイコンと三菱レイヨンABS樹脂事業部が統合し、UMG ABS株式会社が設立される。
  • 2005年(平成17年)- 日立化成工業(現・レゾナック)よりASA樹脂事業を譲渡される。
  • 2018年(平成30年)- テクノポリマーと統合し、テクノUMG株式会社となる。

関連会社

脚注

  1. ^ 会社概要”. UMG ABS公式サイト. UMG ABS株式会社. 2017年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月12日閲覧。

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