新笠戸ドックとは? わかりやすく解説

新笠戸ドック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/31 03:51 UTC 版)

株式会社新笠戸ドック
Shin Kasado Dockyard Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本
744-0001
山口県下松市大字笠戸島29-120
設立 1988年
業種 輸送用機器
法人番号 5250001009531
事業内容 船舶の建造・修繕、プラント等の設計・製造、土木建設事業等
代表者 代表取締役 檜垣幸人
資本金 1億円
主要株主 今治造船幸陽船渠
主要子会社 南日本造船
関係する人物 小野虎助嶋谷徳三郎
外部リンク shin-kasado.com
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株式会社新笠戸ドック(しんかさどドック)は、日本の造船メーカー。今治造船のグループ会社である。かつては宇部興産(現:UBE)の傘下だった。

事業所及び建造能力

沿革

  • 1918年 - 笠戸島船渠設立。嶋谷徳三郎の経営する嶋谷汽船と小野虎助の経営する小野造船鉄工所との共同出資だった[1]
  • 1923年 - 8月、第一次世界大戦後の景気悪化により笠戸島船渠会社は解散した[1]
  • 1924年 - 大阪鉄工所(現:日立造船→カナデビア)笠戸島工場となる。
  • 1930年 - 笠戸船渠として大阪鉄工所より独立。
  • 1959年 - 笠戸船渠の経営支援のため宇部興産(現:UBE)が株式の33%を取得し、同社グループ入り。
  • 1988年 - 特定船舶製造業経営安定臨時措置法に基づく造船業界の集約化のため笠戸船渠を整理・解散し、修繕部門を承継して新笠戸ドックを宇部興産の全額出資により新たに設立。
  • 2005年 - 今治造船のグループ会社となる[2]
  • 2007年 - 新造船建造を開始。
  • 2018年 - 株式会社南日本造船の株式を取得して子会社化[3]

脚注

  1. ^ a b 嶋谷徹(編著)『波浪の百余年を航海した嶋谷海運業史』嶋谷徹、2014年、pp.100 - 101
  2. ^ 今治造船/新笠戸を買収 - 日本海事新聞電子版(2005年4月6日)、2021年5月30日閲覧。
  3. ^ 旧南日本造船が特別清算開始 負債総額60億円 - 日本経済新聞(2018年7月26日)、2021年5月30日閲覧。

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