宇宙戦艦ヤマトシリーズとの関わりとは? わかりやすく解説

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宇宙戦艦ヤマトシリーズとの関わり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:25 UTC 版)

宮川彬良」の記事における「宇宙戦艦ヤマトシリーズとの関わり」の解説

父・泰の代表作であり、自身デビュー作でもある「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」には高校生当時から関わっている。『宇宙戦艦ヤマト 完結編』に曲を提供した1980年代まで本名である宮川晶の名でクレジットされていた。 高校生当時1978年6月22日武蔵野音楽大学のベートーベンホールにて泰の作曲編曲による『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 音楽集』の「白色彗星」を、「志村拓生」名義パイプオルガン用いて演奏している。しかし、当時はうまく演奏できず、テイク36回に及んだという。元々、同大学の教授演奏断られたため、オルガン弾けるという理由白羽の矢立ったが、当時の彬良が弾いていたのはロックオルガンであり、パイプオルガン弾いたことがなかったそうである。 『ヤマトよ永遠に』では、とあるシーンBGMを数曲作曲する長めのものを1曲と短めのものを2、3作ったが、長めの曲はプロデューサー西崎義展に「ヤマトの曲じゃない」と評されて未採用となり、短めの曲が採用された。なお、泰がポップス寄りだったのに対し当時の彬良はクラシック寄りだったとのことであり、未採用終わった曲は録音立ち会っていた西崎が彬良による作曲知らないにもかかわらず演奏始まった途端に宮川(泰)さん、どうかしたのかと思った」とつぶやくほどそれまでの曲とかけ離れたものであり、後でテープ聞きなおしてみて自身も「これは父には書けない曲だ」と思ったそうである。これ以降、何曲かを泰から任されるようになり、『宇宙戦艦ヤマトIII』では「第18機甲師団」や「バーナード星戦闘」、『宇宙戦艦ヤマト 完結編』では「大ディンギル帝国星」などを作曲した当人曰く「大ディンギル帝国星」は今でも自信作とのこと『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』では作曲依頼受けていたが、第1作への思い入れから「復活篇はないだろう」と感じたことや、新作のたびに泰が苦労していたことを知っていたために自信がなかったことなどの理由により、断っていた。しかし、『永遠に』などで未採用終わった曲のうちの何曲かが、劇中使用されている。 『宇宙戦艦ヤマト2199』についても当初断ろう思っていたが、第1作リメイク作品であることを聞いたうえ、「最初ヤマトやりたい」というスタッフ意向賛同し依頼快諾した。なお、旧作BGMマスターテープ劣化して使えず譜面現存していないため、彬良は耳コピー本作用の楽譜を2か月かけて起こしたという。 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』についても、引き続き音楽担当している。

※この「宇宙戦艦ヤマトシリーズとの関わり」の解説は、「宮川彬良」の解説の一部です。
「宇宙戦艦ヤマトシリーズとの関わり」を含む「宮川彬良」の記事については、「宮川彬良」の概要を参照ください。

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