宅地造成による崖とは? わかりやすく解説

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宅地造成による崖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 06:07 UTC 版)

「崖」の記事における「宅地造成による崖」の解説

宅地造成における崖は地表面水平面対し30度をこえる角度をなす土地で硬岩盤以外のものをいい、「がけ面」とはその地表面を、がけ面の水平面対す角度をがけの勾配というが、宅地造成にあたって下層のがけ面の下端含み、かつ、水平面対し30度の角度をなす面の上方に上層のがけ面の下端があるときは、その上下のがけは一体のものとみなす。擁壁前面の上端と下端とを含む面の水平面対す角度擁壁勾配とし、その上端と下端との垂直距離を擁壁の高さとする。 安息角度は土質試験に基づき地盤安定計算により、擁壁必要がないときは適用しないが、切り土、及び、盛り土により生じる崖面は、擁壁でおおわなければならない。ただし、切土より生じた崖で土質に応じて下に該当するものの崖面については、この限りではない砂利真砂土関東ローム硬質粘土、その他これらに類する土質場合、壁を要しない勾配35°(1:1.482)以下、擁壁上端よりの垂直距離が5m以内まで擁壁要しない勾配45°下 土質が軟岩の土質場合、壁を要しない勾配60°(1:0.577)以下、、擁壁上端よりの垂直距離が5m以内まで擁壁要しない勾配80°以下 風化の著しい岩では、壁を要しない勾配40°(1:1.192)以下、擁壁上端よりの垂直距離が5m以内まで擁壁要しない勾配50°以下 上記に該当しない切土盛土であっても災害防止のため土質による“法”の勾配、及び間知石積み擁壁については、その高さ、厚み、根入深さ勾配水抜に対しては特に配慮が必要である。

※この「宅地造成による崖」の解説は、「崖」の解説の一部です。
「宅地造成による崖」を含む「崖」の記事については、「崖」の概要を参照ください。

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