学校の体操着・作業着
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 15:05 UTC 版)
「ジャージー (衣類)」の記事における「学校の体操着・作業着」の解説
ジャージーは日本の学校では体育で用いる体操着として用いられるだけでなく、一種の作業着などとしても活用されている。 上下ワンセットになっており、ボトムスを「トレーニングパンツ」、トップスを「トレーニングシャツ」と呼ぶことが多い。略称は「トレパン」「トレシャツ」。 特に学校指定のジャージーの場合、機能面・耐久性が考慮されている。一般に、トップスはファスナーがついており、身体前面で開けられ、着替えやすく体温調節もしやすい。ボトムスは、長ズボンだけの場合もあるが、長ズボンに加えて短パンが用いられている学校もあり、季節に応じて使い分けられている。学校の体操着としてのジャージーに多く用いられるデザインにも様々な種類がある。多く採用されているタイプは、トップスの左右両方の肩から袖、ボトムスの腰から裾まで線(ライン)の入ったものである。 日本では、基本的に学校の体育の授業で用いる。その他に遠足、清掃、野外活動、身体を使う学校行事など、制服では動きにくかったり汚してしまうなどの差しさわりのある様々な場面で生徒に着用させている。また修学旅行や林間学校などの学校行事で宿泊する時の寝巻(パジャマ)としても用いられている。女子生徒では、ブルマーの上から着用されるケースもあり、冬季には防寒着として、制服のスカートの中に着用する例(いわゆる「埴輪」)もある。 場合によっては、上下別々に使用されるケースもある。 単色でサイドに白のラインの入ったジャージーは、芋ジャーと呼ばれることがある。由来は不明だが、えんじ色(サツマイモのような色)だから、イモ(田舎者の略)臭いデザインだからなどの説がある。
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