学才・性格など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 17:20 UTC 版)
1879年(明治12年)8月28日、乃木希典・静子夫妻の長男として出生する。 父親と母親の良い面・悪い面をそれぞれ受け継いだ典型的な人物で、元来、父方の乃木家は学問的な分野に乏しく(希典が漢詩で有名であるが)、一方で母方の湯地家は学問的な分野に秀でており、母・静子およびその両親・兄姉らは学問的に優秀であった。病弱であったようだが、母のことを普段より気遣う優しい性格であったと言われる。 勝典は学識面での才能はあまり芳しくなく、陸軍士官学校の採用試験に2度不合格になっており、3度目で辛うじて合格した。当時、陸軍士官学校は一生涯のうち3度しか受験することが出来ず、勝典は最後のチャンスで希望を果たした(弟の保典は1度目で合格している)。陸士13期で建川美次と同期。
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