子守唄の里高屋駅とは? わかりやすく解説

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子守唄の里高屋駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/31 19:45 UTC 版)

子守唄の里高屋駅
駅入口(2022年2月)
こもりうたのさとたかや
Komoriuta no sato Takaya
いずえ (1.8 km)
(3.5 km) 御領
所在地 岡山県井原市高屋町三丁目
所属事業者 井原鉄道
所属路線 井原線
キロ程 34.1 km(総社起点)
電報略号 タヤ
駅構造 高架駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
192人/日
-2018年-
開業年月日 1999年平成11年)1月11日[1]
備考 無人駅[1]
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高屋駅
たかや
TAKAYA
下出部 (1.5 km)
(1.1 km) 両備金光
所在地 岡山県井原市高屋町
所属事業者 井笠鉄道
所属路線 神辺線
キロ程 4.0 km(井原起点)
駅構造 地上駅
ホーム 3面5線
開業年月日 1922年大正11年)2月7日
廃止年月日 1967年昭和42年)4月1日
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子守唄の里高屋駅(こもりうたのさとたかやえき)は、岡山県井原市にある、井原鉄道井原線

歴史

高屋に初めて鉄道が開通したのは1922年のことで、神辺駅を起点とする両備軽便鉄道高屋線の終点として高屋駅が設置された。1925年には井原駅から井笠鉄道高屋線が当駅まで開通し、2社線の終点となる。

その後、複数回の事業者の変遷を経て井笠鉄道神辺線の途中駅となるが、神辺線は1967年に廃止。同線の経路をほぼ踏襲する形で井原鉄道井原線が開通したのは、それから30年以上が経った1999年のことであり、子守唄の里高屋駅もこの時開業している。

駅構造

構内(2022年2月)

神辺方面に向かって左側に単式ホームが1面1線を有する高架駅停留所)で、高架下には公衆トイレと駅前広場がある。直接ホームに上がる形の無人駅である。

かつては駅東側のタクシー会社(日の丸タクシー)で乗車券を販売していた。なお、駅名標には子守唄をイメージしたイラストが描かれている[1]

井笠鉄道神辺線の高屋駅は3面5線の地上駅で、線内の駅で唯一列車交換が可能であった。神辺方に向いた頭端式ホーム2面2線と、間に機回し線を配した2面3線(内1面は頭端式の1面と連続)を組み合わせた大規模な構内配線を備えていた。

利用状況

1日乗降人員推移 [14]
年度 1日平均人数
2018年 192

駅周辺

隣の駅

井原鉄道
井原線
いずえ駅 - 子守唄の里高屋駅 - 御領駅

かつて存在した路線

井笠鉄道
神辺線
下出部駅 - 高屋駅 - 両備金光駅

脚注

  1. ^ a b c d 「井原鉄道の旅立ち」『鉄道ジャーナル』第33巻第4号、鉄道ジャーナル社、1999年4月、70-74頁。 
  2. ^ 岡本憲之『全国軽便鉄道 失われたナローゲージ物語300選』JTB〈JTBキャンブックス〉、1999年4月、138頁。ISBN 4533031986 
  3. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1922年4月20日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 湯口 1992, p. 36.
  5. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1925年2月26日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ いのうえ 1997, p. 85.
  7. ^ 『自転車に抜かれたコッペルたち』p.118
  8. ^ 1939年12月26日許可「鉄道譲渡許可」『官報』1940年1月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  9. ^ 『鉄道ファン 70/7 Vol.10 110』28頁。
  10. ^ 湯口 1992, p. 43.
  11. ^ 「四月には二社で三路線廃止」『交通新聞交通協力会、1967年3月30日、1面。
  12. ^ いのうえ 1997, p. 100.
  13. ^ 『地図で楽しむ日本の鉄道』洋泉社、68 - 73頁。 
  14. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2019年9月3日閲覧

参考文献

関連項目

外部リンク




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