姬氏国とは? わかりやすく解説

姫氏国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 06:11 UTC 版)

「姫」の記事における「姫氏国」の解説

日本はかつて「姫氏国」という倭漢通用の国称をもっていた。日本紀私記の丁本によれば、野馬台詩には日本のことを「東海姫氏國」と称し、また日本神話において皇室始祖天照大神とされ、女帝神功皇后輩出していることから姫氏の国と呼ぶという。 なお、漢の文化における「姫」は、黄帝周王の姓、そしてその継承者の姓を意味し、こちらに関連する逸話もある。 王朝をたてた初代武王三代前の時点では、周は殷の支配下にある一勢力であり、古公亶父がその首長であった彼に年長順に太伯虞仲季歴という三人の息子がいたが、季歴息子・昌(後の周文王)が生まれたときに様々な瑞祥があったため、古公は「私の子孫で栄えるものがいるとすればであろうか」と述べた太伯虞仲は、古公季歴から昌へ家督を継がせたいと思っている(が、彼ら兄二人がいなくならないかぎり季歴後継者なれない)ことを察し、みずから出奔し蛮の地で独自に句呉国を興した。 この太伯・虞仲日本人祖先とする説が中国から日本にかけて存在し、そのため日本周王家(姫姓)から分かれた国、すなわち姫氏の国と呼ばれたとされる

※この「姫氏国」の解説は、「姫」の解説の一部です。
「姫氏国」を含む「姫」の記事については、「姫」の概要を参照ください。

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