妙高杉ノ原スキー場とは? わかりやすく解説

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妙高杉ノ原スキー場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/04 16:38 UTC 版)

妙高杉ノ原スキー場
Myoko Suginohara ski resort
杉の原エリア駐車場近辺より、奥は妙高山
所在地 新潟県妙高市杉野沢高野272
座標 北緯36度51分24秒 東経138度9分20秒 / 北緯36.85667度 東経138.15556度 / 36.85667; 138.15556座標: 北緯36度51分24秒 東経138度9分20秒 / 北緯36.85667度 東経138.15556度 / 36.85667; 138.15556
旧名 妙高国際スキー場
杉ノ原スキー場
運営者 西武・プリンスホテルズワールドワイド
開業日 1964年(妙高国際スキー場)
造設地形 妙高山南東麓
標高 1,855 m - 731 m
標高差 1,124 m
最長滑走距離 8,500 m
最大傾斜 38
コース数 16本
コース面積 90 ha
索道数 5本
公式サイト 妙高 杉ノ原スキー場
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山頂付近

妙高杉ノ原スキー場(みょうこうすぎのはらスキーじょう)は、新潟県妙高市杉野沢の妙高山麓にあるスキー場。株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営している。

概要

妙高山の山麓に広がる広大なスキー場である。ゲレンデは大きく杉ノ原ゾーンと三田原ゾーンに分かれ、上部と下部で連結している。杉ノ原ゾーンは3000 mを超えるゴンドラを使ったロング滑走が楽しめる。三田原ゾーンも長めのフード付きクワッドリフトを使ったロング滑走ができるほか、幅300 mにもおよぶ一枚バーンがある。

標高差は1124 mあり、最長滑走距離も8500 mというロング滑走ができるのが特徴である。

ゲレンデからは、正面に野尻湖斑尾山志賀高原、菅平高原が見える他、遠くには谷川連峰八ヶ岳富士山までも望むことができる。

歴史

  • 1964年昭和39年) - 泰生観光株式会社により妙高国際スキー場(現在の三田原ゾーン)開設[1]
  • 1966年(昭和41年) - 泰生観光株式会社が倒産、経営が国土計画に移る。
  • 1976年(昭和51年) - 12月、国土計画により杉ノ原スキー場(現在の杉ノ原ゾーン)が部分開業[1]。当初はリフト1基のみで上部での連結はなかった[2]
  • 1979年(昭和54年) - 12月、杉ノ原スキー場全面開業[1]
  • 2009年平成21年) - 2009-2010シーズンから三田原第1高速リフトが休止された。[要出典]
  • 2015年(平成27年) - 2015-2016シーズンから、三田原連絡ビギナーラインを開設。[要出典]
  • 2021年令和3年) - 2021-2022シーズンから、リフト・コース名に英字・数字が振られるようになり、一部コース名称も変更になった[注 1][出典無効]

コース

以下のコースがある[3]

杉ノ原ゾーン

  • A1 白樺コース (初級)
  • C1 ブナの木コースR (初級)
  • B1 ファミリーRコース (初級)
  • A3 ジャイアントコース (中級)
  • A5 ダウンヒルコース (中級)
  • A4 しなの木コース (中級)
  • D2 パーク連絡 (初級)
  • D3 三田原連絡ビギナーライン (初級)

三田原ゾーン

パノラマゲレンデ
  • D1 パノラマゲレンデ上部 (初級)
  • D4,D5 ダイナミックコースA (上部) / B (下部) (中級)
  • E1 しゃくなげコース (中級)
  • E2 スーパージャイアントコース (上級)
  • E3 スーパーモーグルコース (上級)
  • B2 パノラマゲレンデ下部 (初級)
  • A2 杉ノ原連絡コース (初級)

索道

以下のゴンドラリフトが設置されている[3]

  • A 杉ノ原ゴンドラ
    • 延長3,074 m。1997年(平成9年)12月4日に運輸開始[4]
  • B 杉ノ原第1ロマンスリフト
    • 延長1,047 m。1981年(昭和56年)12月19日に運輸開始[5]
  • C 杉ノ原第2ロマンスリフト
    • 延長856 m。1976年(昭和51年)12月21日に運輸開始[6]
  • 三田原第1高速リフト(休止中)
    • 延長2,159 m。1987年(昭和62年)12月12日に運輸開始[6]
  • 三田原第1ロマンスリフト(休止中)
    • 延長894 m。1991年(平成3年)12月31日に運輸開始[6]
  • D 三田原第2高速リフト
    • 延長1,774 m。1988年(昭和63年)12月18日に運輸開始[6]
  • E 三田原第3高速リフト
    • 延長1,726 m。1991年(平成3年)12月31日に運輸開始[6]


施設

以下の施設・設備がある[3]

スキーセンター

  • レストハウス - リフト券売り場・更衣室・トイレ・コインロッカー・無料休憩所・レストラン
  • センターエリア - リフト券売り場・更衣室・トイレ・コインロッカー・スクール・レンタル・売店・無料休憩所・レストラン・バス停

駐車場

杉ノ原ゴンドラ山麓駅付近に駐車場がある。2021年現在は平日・シーズン終盤無料、土日休日年末年始有料(普通車500円)[7]

アクセス

杉野沢温泉のある民宿街からスキー場の玄関口となるゴンドラ山麓駅までは1 kmほど離れているが、民宿街とゲレンデを結ぶ1回乗車無料のリフトがあり、アクセス手段として案内されている[要出典][8]

脚注

注釈

  1. ^ スキー場webサイトのコースマップの変遷で確認。

出典

  1. ^ a b c 小西正雄、「妙高高原・杉野沢地区における民宿村の成立過程とその内部構造」 『人文地理』 1980年 32巻 4号 p.312-327 ,doi:10.4200/jjhg1948.32.312
  2. ^ 『ブルーガイド SKI'78 別冊 全国スキー場ゲレンデ案内 78年版』実業之日本社、1977年11月5日、266頁。 
  3. ^ a b c ゲレンデ・コース”. プリンスホテル. 2022年1月4日閲覧。
  4. ^ 『鉄道要覧』372頁。
  5. ^ 『鉄道要覧』407頁。
  6. ^ a b c d e 『鉄道要覧』406頁。
  7. ^ アクセス・周辺案内”. プリンスホテル. 2022年1月4日閲覧。
  8. ^ コースマップ”. 妙高杉ノ原スキー場. 2019年8月15日閲覧。

参考文献

関連項目

近隣のスキー場

外部リンク





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