女将時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 15:00 UTC 版)
「オードリー (テレビドラマ)」の記事における「女将時代」の解説
昭和51年。滝乃のもとに元恋人の麻生祐二が現れプロポーズする。若き日に滝乃に想いを寄せていた春夫は動揺、愛子は春夫に失望し離婚をきりだす。椿屋を畳むとまで言った滝乃に美月は唐突に椿屋の女将を継ぐと宣言。春夫は絶望しアメリカへと逃避する。弟の梓は春夫を探して渡米。落ち着きを取り戻した春夫はアメリカのテレビ局でプロデューサーを務める甥のリチャード佐々木とともに、日米合作映画の話を持って帰国する。日本側の監督には杉本が、主役には行方不明だった錠島が配され大京映画復活は目前に思われたが、円のレートが変動し採算が取れないため撮影は中止され春夫は失意のうちに急逝、愛子は悲しみにくれる。 昭和56年。美月は愛子や晋八の手を借りながら椿屋を続けていたが、その状況に疑問を感じていた。一方、滝乃は麻生との生活に息苦しさを覚え、麻生と別れ椿屋へと帰ってきた。愛子とのわだかまりも解けた滝乃は女将に復帰し、美月は女将から解放されると映画の世界に復帰したい衝動を抑えられなくなり、翌年から大京映画でアルバイトとして制作に携わることになる。
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