奨学事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/25 16:10 UTC 版)
2016年5月、大韓民国傘下の民団の韓国学校ではなく、北朝鮮傘下の在日朝鮮総連の朝鮮学校の生徒を支援するために5000万ウォンを韓国挺身隊問題対策協議会(挺隊協、当時)に寄付し、それを元に「金福童奨学基金」を創設。 2018年9月、平成30年台風第21号で吉元玉と共に訪日し、被災した大阪朝鮮学校を支援するために約100万円の寄付、100人以上出た日本人被災による死者へとして100万ウォン(約10万円)の寄付を行ったが、韓国挺身隊問題対策協議会は用途以外に利用して日本側には一切寄付されなかった。同年、奨学制度を「金福童の希望」に改称。 2019年3月、挺隊協の後継団体日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)は、金に対する弔慰金などを財源に「金福童奨学金」に拡大再編し、朝鮮学校生徒向けとは別に、「国内の市民・社会団体活動家の子女の大学生」に対象を限定した奨学金を新たに創設した。 2020年5月、正義連に対する元慰安婦からの告発に関連して、「金福童奨学金」の受給者が、全員市民団体活動家の子女であることが判明した。正義連は、市民団体活動家の子女だけに奨学金を支給する理由として、故人の意思であると説明したが、具体的な遺言状の内容などは公表しなかった。
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