奇跡の優勝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 13:53 UTC 版)
1958年秋季1部リーグ、学習院の健闘により大混戦となった。それまで東都1部リーグは専修・日大・中央の3校しか優勝しかなく、学習院は1950年に連盟に加盟し翌年1部に昇格したが万年下位に低迷し、1・2部入替戦を戦い抜き1部を死守していたチームであった。その学習院がリーグ終了時日大・中央と共に7勝5敗の勝ち点3で首位に並び、巴戦によるプレーオフが行われることとなった。ところがプレーオフは二廻りしても3校1勝1敗で決着がつかず、連盟では三廻り目は行わず優勝預かりとする意見が支配するに至ったが、学習院が強硬に三廻り目開催を要求し、結局2勝した学習院が専修・日大・中央以外で初の優勝校となった。この後学習院は1961年を最後に1部より降格、1982年秋季以降3部に降格した。
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