天真療法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/06 15:19 UTC 版)
人体の自然治癒能力を高め、病気を治療する法。「自己療法」とも呼ばれる。天真療法では治病の三大要件として、「安静」「食養」「排泄」の三要素を挙げている。 安静 身体、精神ともに休養安静にして、精力の回復を図る法。患者の容態にあわせ、第一安静~第五安静までの五段階に別れ、看護の方法、食事等について厳密に定めている。 食養 適切な栄養を供給して、体力と抵抗力を養う方法。春充は真食養の三大要件として、食物の「質」「分量」「摂取方法」が適切であることを挙げている。 排泄 排泄の適切は栄養の摂取と供に、天真療法において治病の重要な要素とされる。適切な食養を行っていれば排泄も適切に行われるが、便秘などの場合にはイルリガートルの浣腸等により排泄を促す場合もある。
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