天使たちへの崇敬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/21 20:35 UTC 版)
「ルイ・マリー・グリニョン・ド・モンフォール」の記事における「天使たちへの崇敬」の解説
モンフォールは、ちょうどパリで神学生だった時、天使たちへの崇敬について、知られる存在だった。モンフォールは同級生たちに、自分たちの守護天使に対して、もっと尊敬の念を持ち、敏感に接するよう訴えた。モンフォールは手紙を出す時の文末の結びで、手紙を当てた人の守護天使へ「あなたの守護天使に、畏敬を持ってご挨拶いたします。」と書いていた。 モンフォールは後にカトリック教会の司祭となって初めて派遣された先のナント(Nantes)市でも、習慣的に天使像を見たら崇敬の念をもって挨拶していた。モンフォールは初めて入った村や街でも、これを繰り返して行った。 モンフォールが天使に対して崇敬し、熱心に祈る理由の一つとして、これがモンフォールが学んだ欠かせないものであり、モンフォールの修養の一部であることが挙げられる。モンフォールが在籍した大学でイエズス会の修道士である教師たちは、天使への崇敬の祈りを広めようと情熱を燃やしていることで知られていた。モンフォールは在籍した神学校のシュピルス会修道士が指導する授業で、ベリュル(Bérulle)枢機卿とオリエ(Olier)枢機卿の思想を学んだ。この両者は天使に対して深く崇敬していた。その上、授業の中で触れた17、18世紀の天使に関する祈りの手引き、文献の数は、相当数に上るものだった。
※この「天使たちへの崇敬」の解説は、「ルイ・マリー・グリニョン・ド・モンフォール」の解説の一部です。
「天使たちへの崇敬」を含む「ルイ・マリー・グリニョン・ド・モンフォール」の記事については、「ルイ・マリー・グリニョン・ド・モンフォール」の概要を参照ください。
- 天使たちへの崇敬のページへのリンク