大気圏突入と脱出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 05:54 UTC 版)
大気圏突入は、マンマシーンの作戦行動にとって常に足かせとなる問題である。大気圏突入の際、かつてのMSの時代はバリュートやフライングアーマー、ウェーブライダーを用意するのが普通だった。しかし、戦闘の流動化や迅速化はそのような余裕を許さなくなっており、一般的なマン・マシーンではスペースシャトルなどの宇宙往還機や各種の支援航空機を使用することで解決を図る場合が多い。それに対し、新素材や新型熱交換器を導入したガイア・ギアαはフライング・フォームに変形することにより、その問題に対処している。また、同じく最新鋭機のブロン・テクスターは飛行モードへの変形能力は持ってないものの、制動ボードの装着だけで大気圏突入が可能となっている。また、ウイング部にミノフスキー粒子発生装置を装備するガイア・ギアは、航空機形態のまま高高度まで上昇することでブースターを使用せずに自力で大気圏脱出することが可能である。コストのかかる変形機構ではあるが、それによって得られる機動性はそのデメリットを補って余りあるものがある。
※この「大気圏突入と脱出」の解説は、「マン・マシーン」の解説の一部です。
「大気圏突入と脱出」を含む「マン・マシーン」の記事については、「マン・マシーン」の概要を参照ください。
- 大気圏突入と脱出のページへのリンク