大将棋・摩訶大大将棋・泰将棋
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「猛牛」の記事における「大将棋・摩訶大大将棋・泰将棋」の解説
成駒は金将。 元の駒動き成駒動き猛牛(もうぎゅう) ○ ○ ○ ○ 猛牛 ○ ○ ○ ○ 縦横に2マス動ける。飛び越えては行けない。 金将(きんしょう) ■ ■ ○ ○ ○ ○ 金将 ○ ○ 縦横と斜め前に1マス動ける。 大将棋では成ることにより動けるマス目の数が8マスから6マスに減ってしまう2種類の駒の内の1つであり、成りによるデメリットがやや大きめである(もう1つは飛龍)。成ると斜め前に動けるようになるメリットがあるものの、前後左右の2マス目には動けなくデメリットがあり、特に敵陣1段目(盤の最も奥の段)で成る場合は新しく動けるようになるマス目が盤上に存在せず、盤上の利きが元の駒の完全下位互換となってしまうため、本将棋同様の成りルールの場合は敵陣1段目での猛牛成りはメリットが全くなく戦略上いかなる局面においてもやるべきではない行為となる(その場合猛牛の成駒である金将を2段目に引けばメリットがあるようにも一見思えるが、それさえ敵陣1段目に不成で進んだ猛牛を2段目に引いて成ったのと同じ結果である)。大将棋の駒としては、ルール上成れる場所の一部のマス目について成駒の盤上の利きが元の駒の完全下位互換となってしまう唯一の駒である。また本将棋同様の成りルールの場合は、不成で敵陣に入った猛牛を敵陣から引いて成る場合、6段目のみならず7段目での猛牛成りがありうる。
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大将棋・摩訶大大将棋・泰将棋
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「飛龍 (将棋)」の記事における「大将棋・摩訶大大将棋・泰将棋」の解説
成ると金将。 元の駒動き成駒動き飛龍(ひりゅう) ○ ○ ○ ○ 飛龍 ○ ○ ○ ○ 斜めに2マス動ける。飛び越えては行けない。 金将(きんしょう) ■ ■ ○ ○ ○ ○ 金将 ○ ○ 縦横と斜め前に1マスだけ動ける。 成らない限り盤面の筋違いの場所には何手かけても移動できない。大将棋では成ることにより動けるマス目の数が8マスから6マスに減ってしまう2種類の駒の内の1つであり、成りによるデメリットがやや大きめである(もう1つは猛牛)。成ると縦横に動けるようになり、筋違いの場所に行けるようになるメリットがあるものの、斜め前の2マス目と斜め後ろの都合6マスに動けなくデメリットがあり、大将棋の駒として成りによって最も多くの利きを失う駒となっている。ただ猛牛が敵陣1段目で成ってしまうとその時点での盤上の利きが完全に弱化してしまうのと異なり、飛龍はルール上成れるどの場所で成っても新しく動けるようになるマス目は盤上に出現する。また本将棋同様の成りルールの場合は、不成で敵陣に入った飛龍を敵陣から引いて成る場合、6段目のみならず7段目での飛龍成りがありうる。
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