大宅王_(奈良時代)とは? わかりやすく解説

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大宅王 (奈良時代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 23:08 UTC 版)

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大宅王(おおやけおう/おおやけ の おおきみ、生没年不詳)は、日本の奈良時代皇族。系譜は不明だが、三世王以上五世王未満であることが、以下の叙位から分かる[1]官位従五位下主油正

経歴

天平宝字8年(764年)10月、藤原仲麻呂の乱後の親王大臣の子孫に対する叙位にて、無位から従五位下に叙せられている。

その後、神護景雲元年(767年)12月、主油正に任じられる。『続日本紀』における記録は以上だが、神護景雲3年(769年)10月から同4年(770年)6月以前の仏事捧物歴名[2]に名前が見え、称徳朝において活躍したことが窺われる。光仁朝になってからの記録は存在していない。

官歴

続日本紀』による。

脚注

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  1. ^ 「選叙令」35条によると、原則として親王の子に従四位下で、諸王の子には従五位下。皇親ではなくなる五世王は従五位下。その子は1階下になり、庶子はさらに1階下になるということになっていた
  2. ^ 『大日本古文書』巻五 -705・707頁

参考文献


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