大字の設置以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 06:58 UTC 版)
1988年(昭和63年)1月1日に大字前之浜(現在の喜入前之浜町)及び大字中名(現在の喜入中名町)の各一部より分割され、喜入町の大字「一倉」として設置された。分割された理由として「喜入町郷土誌」よれば『地区名(小学校区)と大字名の違いから生活に不便や不都合が生じた為』としている。 2004年(平成16年)11月1日に喜入町が日置郡松元町、郡山町、鹿児島郡吉田町、桜島町と共に鹿児島市に編入された。合併に際して設置された法定合併協議会である鹿児島地区合併協議会における協議によって、喜入町の区域の大字については「字の区域を廃止し、当該廃止された字の区域に相当する区域により新たに町の区域を設定し、その名称については表示案に基づき、各町の意向を尊重し合併までに調整するものとする」と協定された。 前述の協定に基づいて、合併前の10月26日に鹿児島県の告示である「 町の区域の設定及び字の廃止」が鹿児島県公報に掲載された。この告示の規定に基づき、それまでの大字一倉は廃止され、大字一倉の全域を以て新たに鹿児島市の町「喜入一倉町」が設置された。
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