大坂城内奥殿の場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/30 04:00 UTC 版)
城内では腰元らと茶坊主の珍伯が且元の陰口を叩いている。且元の娘・蜻蛉はそんな父の評判に心を痛めている。そこへ彼女に懸想する銀之丞が絡む。銀之丞は豊臣家の重臣渡辺内蔵之介の弟、母は淀君の腹心正栄尼という名家の御曹司で、純真な心を持っているが、知恵が足らない。木村重成を許婚に持つ蜻蛉は相手にしない。争う二人を見ながら、珍伯は且元に見切りを付け、政敵の大野親子に与力することを決意する。
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