大井町線車両の塗装変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 04:30 UTC 版)
「東急9000系電車」の記事における「大井町線車両の塗装変更」の解説
2006年3月18日から、土休日に数往復、大井町線から田園都市線中央林間駅までの直通電車(大井町線内各駅停車・田園都市線内急行運転)が設定された。その後、2008年3月28日からは大井町線で急行運転が開始されたため田園都市線との誤乗防止目的で施された車体前面のグラデーションカラー化と「大井町線」と書かれたステッカーが貼りつけられた。 大井町線急行運転開始前に大井町線の保安装置がATCに変更されることから、大井町線所属車両のATC改修工事に従う車両不足を補う必要が生じた。このため、9001Fが2007年8月25日に5両編成に組成した上で大井町線に転用し、同年8月27日から2008年3月27日までの7か月間大井町線で営業運転に就いた。この際、3両(サハ9801-デハ9301-サハ9701)は休車とされた。その後再び8両編成に戻され、2008年5月20日に東横線に復帰した。 なお、行先表示器の字幕は9007Fと同様の「各停表示なし・前面の英字が大文字と小文字の組合わせ・側面は日本語表記のみ」のタイプで、東横線所属編成がみなとみらい線対応幕に交換する前に使用していたものを流用していた。また、9001Fなどパンタグラフのシングルアーム式換装が行われていない編成も存在したが、2014年までにシングルアーム式に統一された。
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