外国硬貨の製造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 04:32 UTC 版)
保有する高度な通貨偽造防止技術を活かし、諸外国の通貨・記念硬貨やメダル製造も手掛けている。 戦前は、1901年(明治34年)2月20日に台湾銀行兌換券の引換基金として日本一円銀貨踏襲の「台湾銀行兌換引換用圓銀」製造を請け、1905年(明治38年)4月8日に韓国金貨、銀貨、銅貨製造を請け、1916年(大正5年)2月9日にロシア15カペイカおよび10カペイカ銀貨製造を契約している。 近年は、スリランカやニュージーランドの記念硬貨や、2012年(平成24年)11月に戦後初の外国一般流通貨幣製造となるバングラデシュのステンレス製2タカ貨幣5億枚を5億2千万円で落札し受注するなど、電子マネー普及などの貨幣流通量減少による余剰設備活用と技術力維持のため外国からの貨幣製造に注力している。
※この「外国硬貨の製造」の解説は、「造幣局 (日本)」の解説の一部です。
「外国硬貨の製造」を含む「造幣局 (日本)」の記事については、「造幣局 (日本)」の概要を参照ください。
- 外国硬貨の製造のページへのリンク