変転する証言(35年目)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/23 00:06 UTC 版)
「新日和見主義事件」の記事における「変転する証言(35年目)」の解説
川上徹が2007年に『素描・1960年代』を刊行した。そこで民青本部メンバーは実際に分派とみられる諸活動をしていることを明らかにした。 それを読んだ油井喜夫は、『査問』刊行直後の1998年1月20日付『赤旗』紙上での批判が分派の事実関係については正しいものであったこと、川上ら民青本部グループが自分たち民青地方組織の新日和見主義事件連座者にも三十五年間分派の事実を秘匿していたことに衝撃を受け、2008年『実相 日本共産党の査問事件』を刊行し、新日和見主義事件をめぐる動きは新たな段階に入った。油井は「解放区=民青会館は程度の悪い不満分子の巣窟にすら見える。共産党に指導上の問題や、実情からかけ離れた六中総決議もあった。しかしこころ派分派も民青をおかしくしたと言えないか?」(p239)と川上らを強く批判している。
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