堺憲一とは? わかりやすく解説

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堺憲一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/09 14:32 UTC 版)

堺 憲一(さかい けんいち、1948年昭和23年〉11月19日 - )は、日本経済史学者、前東京経済大学学長経済学部名誉教授[1]。専門は、近現代イタリア経済史であり[2]、農業経済史で学位論文をまとめているが、自動車産業への関心も深く、その方面での著作もある。

来歴

大阪府生まれ[1]1971年香川大学経済学部を卒業して、名古屋大学大学院経済学研究科に進み、1973年に経済学研究科修士課程を修了した[1]1976年、名古屋大学大学院経済学研究科博士課程を単位取得退学し、東京大学農学部農業経済学科助手となる[3]1980年、東京経済大学専任講師となり、1981年助教授1989年教授へ昇任した[3]1989年には、「近代イタリア農業の史的展開」で名古屋大学から経済学博士を取得した[4]

東京経済大学では、1994年から1996年に経済学部長および大学院経済学研究科委員長、2001年から2004年に学長補佐、2006年から2008年に副学長と、要職を歴任し、2013年の学長選挙で当選して2014年から学長となった[1][2]2018年、学長を退任した。

著書

  • 近代イタリア農業の史的展開、名古屋大学出版会、1988年
  • あなたが歴史と出会うとき : 経済の視点から、名古屋大学出版会、1989年
    • あなたが歴史と出会うとき : 経済の視点から 新版、名古屋大学出版会、2009年
  • 日本経済のドラマ : 経済小説で読み解く1945-2000、東洋経済新報社、2001年
  • この経済小説がおもしろい! : ビジネスと人生の本質に迫る絶対オススメ78冊、ダイヤモンド社、2010年
  • だんぜんおもしろいクルマの歴史、NTT出版、2013年

出典・脚注

  1. ^ a b c d 東京経済大学次期学長に堺憲一経済学部教授を選出”. 大学プレスセンター. 2013年12月20日閲覧。
  2. ^ a b “東経大学長に堺教授”. 読売新聞・東京朝刊・多摩: p. 32. (2013年11月30日)  - ヨミダス歴史館にて閲覧
  3. ^ a b 自己紹介”. 堺憲一. 2013年12月20日閲覧。
  4. ^ 近代イタリア農業の史的展開 堺憲一”. 国立国会図書館. 2013年12月20日閲覧。

外部リンク

学職
先代
久木田重和
東京経済大学学長
第11代:2014 - 2018
次代
岡本英男



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