基本的なポイント・ツー・ポイントのデータリンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 19:36 UTC 版)
「ポイント・ツー・ポイント」の記事における「基本的なポイント・ツー・ポイントのデータリンク」の解説
最も古典的なポイント・ツー・ポイントのデータリンクは、2つの端点だけを接続する通信媒体であり、データをパケット化しない。両端のホストコンピュータが転送されるデータのフォーマットを完全に制御する。コンピュータと通信媒体との間のコネクションは、RS-232かそれに類する方式で実装されている。近接するコンピュータ間では、それぞれのインタフェースカードの間を直接結線することもある。 距離がある場合、各端点にはモデムが配置され、アナログ通信信号とデジタルデータストリームの変換を行う。電気通信事業者の持つ専用電話回線を使う場合、これを専用線などと呼ぶ。ARPANETは、Interface Message Processor と呼ばれるパケット通信ノードの間をポイント・ツー・ポイントのデータリンクで接続して構成していたが、その個々のデータリンクは専用線を利用していた。
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