基本政策研究会
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2012年10月17日、細野豪志が勉強会「基本政策研究会」を発足させ、9月の代表選で細野擁立に動いた津村啓介、小川淳也、階猛らを中心に、泉健太、楠田大蔵、高山智司、田村謙治、津川祥吾、中野譲、柚木道義、小見山幸治ら中堅・若手議員12人が参加した。12月の第46回衆議院議員総選挙では、他の党内グループが勢力を大幅に減らす中、基本政策研究会は微減にとどまった。12月の代表選では、基本政策研究会としては自主投票の方向となった一方、細野は海江田万里支持を表明し、海江田が当選すると幹事長に就任した。 しかし、2013年7月の第23回参議院議員通常選挙で民主党が惨敗し、細野は責任を取って幹事長を辞任することとなった。10月16日、基本政策研究会の定例会を毎週水曜日昼開催から毎週木曜日昼開催に変更することが決定されたが、木曜日昼はかつて細野も所属していた凌雲会(前原グループ)の定例会の日時と重なるため、前原グループと掛け持ちのメンバーにくさびを打つものとみられた(泉・小川は前原グループ側の会合に参加した)。10月24日の会合では政治団体として新たな議員グループを結成することで合意し、落選中であるメンバーへの資金援助も検討されるなどの派閥化が進み、細野派と呼ばれた。
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