埋葬施設と副葬品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/20 07:21 UTC 版)
1986年に古墳時代中期後半の特徴を有する画文帯環状乳神獣鏡が採集され、吉備真備の墓とは時代が異なる明らかな古墳である可能性が高くなった。のち、2002年度から2003年度にかけての奈良教育大学による学術調査により、墳頂部に2基の埋葬施設があることが確認され、5世紀後葉から6世紀初頭の埴輪片や2基の木棺直葬をはじめ、三累環頭大刀、貝装雲珠、挂甲などの遣物が多数発掘された。同調査により、吉備塚古墳は5世紀後半から6世紀初期に第1埋葬施設が、6世紀の第二四半世紀に第2埋葬施設が造営されたと推定されている。
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