坊城俊将

美術人名辞典

坊城俊将

読み方：ぼうじょう　としただ

公卿。元名は忠康、一字名は旦。勧修寺尹隆の末子、俊清の子。仕えて正二位権大納言に至る。近衛家熙に織部流の茶法を学び、これを能くした。寛延２年（1749）歿、51才。

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坊城俊将

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坊城俊将（ぼうじょう としまさ、元禄12年（1699年）10月23日 - 寛延2年（1749年）1月3日）は、江戸時代中期の公卿。初名は坊城忠康。

官歴

• 正徳元年（1711年）：侍従
• 正徳4年（1714年）：正五位下
• 享保3年（1718年）：蔵人、左少弁
• 享保4年（1719年）：権右中弁
• 享保7年（1722年）：右中弁、左衛門権佐
• 享保9年（1724年）：従四位上、蔵人頭、右大弁
• 享保10年（1725年）：正四位上
• 享保12年（1727年）：左大弁
• 享保13年（1728年）：参議
• 享保14年（1729年）：従三位
• 享保15年（1730年）：権中納言
• 享保16年（1731年）：踏歌外弁
• 享保17年（1732年）：春日祭上卿
• 享保18年（1733年）：賀茂伝奏
• 享保19年（1734年）：正三位
• 元文3年（1738年）：従二位、権大納言
• 延享2年（1745年）：正二位

系譜

• 養父：勧修寺尹隆
• 実父：坊城俊清
• 弟：葉室頼要
• 弟：堤代長
• 子：坊城俊逸
• 子：中御門俊臣

出典

• 坂本武雄『公卿辞典』七丈書院、1944年。 
• 黒板勝美『公卿補任』吉川弘文館、2000年。