坂城神社とは? わかりやすく解説

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坂城神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 07:18 UTC 版)

坂城神社

境内
所在地 長野県埴科郡坂城町坂城1205
位置 北緯36度28分11秒 東経138度10分49秒 / 北緯36.46972度 東経138.18028度 / 36.46972; 138.18028
主祭神 大己貴命
社格 式内社(小)
県社
創建 (伝)第12代景行天皇40年
別名 坂城大宮
例祭 4月第3日曜日(春祭)
9月第4日曜日(秋祭)
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大鳥居

坂城神社(さかきじんじゃ)は、長野県埴科郡坂城町坂城にある神社式内社で、旧社格県社

概要

主祭神は大己貴命。社伝によれば、景行天皇40年にヤマトタケルが東征の折に当地に祖神を祭り、白鳳2年(673年)に治国平天下を祈願して社殿を奉建したという。

延長5年(927年)成立の『延喜式神名帳では信濃国埴科郡に「坂城神社」と記載され、式内社に列している。

埴科郡坂城郷の郷社として祀られ、中世以後は「坂城大宮」と称した。葛尾城主の村上氏によって代々崇敬され、境内に隣接して村上氏館跡の満泉寺がある。葛尾城は天文22年(1553年)に武田氏により落城したが、永禄11年(1568年)に武田信玄が社領を寄進して再興したほか、武田勝頼天正7年(1579年)に社領を安堵している。

江戸時代中之条陣屋代官の崇敬も厚かったという。

境内

文化財

坂城町指定文化財

  • 有形文化財
    • 木造鬼神面(彫刻) - 1984年(昭和59年)10月1日指定。
    • 木造獅子頭(彫刻) - 1984年(昭和59年)10月1日指定。
    • 坂城神社狛犬 1対(彫刻) - 1999年(平成11年)4月1日指定。
    • 坂城神社古文書 4通(古文書) - 武田信玄社領寄進状、武田勝頼社領安堵状、長谷川安左衛門禁制、村上義清神領寄進状。1984年(昭和59年)10月1日指定。

参考文献

  • 『信州の文化シリーズ 寺と神社』 1981年 信濃毎日新聞社
  • 長野県神社庁監修 『信州の神事』 銀河書房、1990年
  • 谷川健一 編『日本の神々 -神社と聖地- 9 美濃・飛騨・信濃』 2000年 白水社

外部リンク

  • ウィキメディア・コモンズには、坂城神社に関するカテゴリがあります。


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