地名の構成と言語とは? わかりやすく解説

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地名の構成と言語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 14:20 UTC 版)

地名」の記事における「地名の構成と言語」の解説

地名は普通、「富士山」「山」のようにそれが何であるかを表す総称詞と、「富士」のように他の山と区別してどのようなものかを形容する固有詞で構成されるが、総称詞を欠いて用いられることもある。どのようなものが、どのような場合総称詞を欠くかは、各地個別問題でもあるが、言語によっても違ってくる。 中国語では、集落村落都市)名には漢字二字からなる地名圧倒的に多く、山や川などの自然地形一字が多い。字数が多い地名はたいてい外国語由来する地名である。地名専用の字が多いのも中国語特徴である。 日本朝鮮中国の影響漢字二字地名改めた歴史持ちその後長く二字表記暗黙規制として働いた日本713年和銅6年)に発音そのままで好ましい字二字地名表記するよう一斉に表記改めた朝鮮三国時代には漢字の音を借りて地名表していた(吏読文字と呼ぶ)が、統一新羅757年景徳王中国風の漢字二字地名変更した日本語の地名漢字仮名の2本立てでできているので、両者乖離したり片方引き寄せられたりして複雑な様相を呈する713年好字二字令のときに発音乖離した文字付けられたのが古い例で、これが字に引きずられて読みが変わることもあった。この種の変化誤解から生じることも、意図的に変わった表現をとろうとする趣向から生じることもあり、一つ地名複数表記発音競合することも珍しくない定冠詞を持つ言語では、どのような地名定冠詞付けるかが言語ごとに異なっている。

※この「地名の構成と言語」の解説は、「地名」の解説の一部です。
「地名の構成と言語」を含む「地名」の記事については、「地名」の概要を参照ください。

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