地下鉄の開通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 08:57 UTC 版)
大正時代の実業家は幾度となく東京地下鉄の設計書・資料を政府に許可申請したが、地盤沈下・工事が困難であることなどを理由に全部却下していた。山梨県出身の実業家早川徳次は特に榊田を頼り、政府と民間から技術陣をロンドンに派遣し実情を調査させその報告書を政府に提出した。その結果、早川らに建設許可を与え、1927年(昭和2年)12月30日に東京地下鉄道会社によって浅草~上野間(2.2km)が開業した。後年早川は「榊田先生がいなかったら、日本の地下鉄は生まれなかった」と述懐している。
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