地上天国・美術館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 09:48 UTC 版)
地上天国の建設にはユートピア思想があり、現実社会への批判の面がある。神の目的は地上天国の実現であり、「それは究極の真善美の世界の実現でもある」と説き、地上天国のモデルとして神奈川県箱根町強羅に箱根神仙郷、静岡県熱海市に熱海瑞雲郷、京都府嵯峨野(広沢池隣接地)に京都平安郷と、国内3ヶ所に教団の聖地と定めた神殿および庭園を設立した。箱根の聖地・箱根神仙郷には箱根美術館、熱海の聖地・熱海瑞雲郷にはMOA美術館があり、教団所蔵の美術品を展示している。 1982年設立のMOA美術館は私立美術館の先駆けであり、国宝が3つと、かなりの数の重要文化財が収蔵されている。豊臣秀吉ゆかりの黄金の茶室の復元や能楽堂もある。
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