地上デジタルチューナー非搭載テレビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:08 UTC 版)
「2011年問題 (日本のテレビジョン放送)」の記事における「地上デジタルチューナー非搭載テレビ」の解説
地上デジタルチューナー搭載の各種機器(地デジ対応HDD・DVDレコーダー又は、HDD・BDレコーダー)であって、チューナーからの映像・音声(S映像)出力端子を持つ物があれば、そこから映像・音声(S映像)コードを介して接続することで継続使用が可能である。 現存するほとんどのテレビは映像・音声(S映像)入力端子を備えているが、映像・音声(S映像)入力端子が搭載されていないテレビではビデオデッキを間に挟むか、ビデオ信号をアンテナ端子から入力可能なRF信号に変換するモジュレータ(例:マスプロ電工のAV変調器「VMD3M」)の追加が必要である。なお、NTSC規格の仕様上、旧型の白黒テレビでも利用可能である。また、集合住宅や大量にテレビが設置されている施設などではデジタル放送をアナログ放送に変換するコンバータを使用して利用する方法もある。一部のCATV事業者では、アナログ放送終了後も一定期間デジタル放送をアナログ放送のチャンネルにダウンコンバートして有線放送していた(前述)。この場合はそのCATVを利用できる環境(集合住宅などでは利用者に無料で地上波を配信していることもある)であれば、アナログ放送終了後も一定期間アナログテレビで地上波放送を視聴できた。
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