国際共同利用機関としての組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 09:21 UTC 版)
「アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計」の記事における「国際共同利用機関としての組織」の解説
アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(Atacama Large Millimeter/submillimeter Array: ALMA, “アルマ”)は、ヨーロッパ、東アジア、北米がチリ共和国と協力して建設する国際的な天文観測施設である。アルマ望遠鏡の建設費は、ヨーロッパではヨーロッパ南天天文台(ESO)が、東アジアでは日本の自然科学研究機構(NINS)とその協力機関である台湾中央研究院(AS)が、北米では米国国立科学財団(NSF)とその協力機関であるカナダ国家研究会議(NRC)および台湾科技部(MOST)によって分担されている。アルマ望遠鏡の建設と運用は、ヨーロッパを代表するESO、東アジアを代表する日本の国立天文台(NAOJ)、北米を代表するアメリカ国立電波天文台(NRAO)(NRAOの管理は米国北東部大学連合(AUI))が実施する。合同アルマ観測所(JAO)は、アルマ望遠鏡の建設、試験観測、運用の統一的な執行および管理を行なうことを目的としてチリ共和国内に設立された。
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