国鉄103系電車との類似点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 11:34 UTC 版)
「東武8000系電車」の記事における「国鉄103系電車との類似点」の解説
本系列は、その両数の多さと長期にわたる製造期間から、ほぼ同時期の20年間に約3,000両以上が製造された103系と共通点が多く、「私鉄の103系」とも呼ばれている。 共通点として両開き4ドアの20 m車体、中空軸平行カルダン駆動など旧形車両を置き換える開発当時の新世代通勤形などが挙げられるが、上記の通り端子電圧の異なる2種の主電動機を採用し1C4M方式と1C8M方式を混在させることで短編成から長大編成までMT比1:1を維持する点、発電ブレーキを装備しない点、空気ばね台車を用いた点などは、大きな相違である。また、座席に関しても後述のように座り心地の良いものになっている点など、空気ばねの採用とあわせ、103系に比べると長距離客の利用に配慮したものとなっている点が異なる。 また、膨大な車両数から車両番号の枠が本来の4桁では収まり切らなくなり、通称「インフレナンバー」と呼ばれる5桁の車両番号を持つ車両が登場した。詳細は「#インフレナンバー」を参照。
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