国連の委譲の遅延と委任の拡大
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「アフリカ連合ダルフール派遣団」の記事における「国連の委譲の遅延と委任の拡大」の解説
2006年3月31日で国連からのAUへの委任期限は切れたが、部隊の展開が続けられた。3月10日にAUの平和・安全保障理事会が開かれ、任務の6ヶ月延長が決められた。8月31日の国際連合安全保障理事会決議1706による国連平和維持軍20,000人の展開はスーダン政府の反対で失敗し、10月2日 AUは12月31日まで期限を延長し、さらに2007年の6月30日まで延長した。 2007年5月 AU は AMIS が崩壊寸前であると表明した。先月に7人の隊員が殺され、隊員の給与の資金も欠け数ヶ月欠配が続いている。セネガルとルワンダは国連加盟国からの出資と支給がなければ部隊を引揚げると警告した。国際危機グループのジョン・プレダーガスト(英語版)は この大きな金の問題は、欧米人がこの10年にわたってこのような種々の状況でアフリカ人が展開してきた間中、我々が兵士に支払い、身支度をさせると約束したものである。そして、我々はそれをしていない。 と警告した。 2007年7月31日国連安保理は国際連合安全保障理事会決議1769で、12月31日までに AMIS から権限を引継ぐ国際連合アフリカ連合ダルフール派遣団を承認した。
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