国民への宣誓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 23:06 UTC 版)
第二次世界大戦におけるイギリスの勝利後の1947年4月には、両親の国王夫妻に付き添って初めて外遊し、妹のマーガレット王女と一家4人で南アフリカ連邦(当時)を訪問した。これは、スマッツ首相率いる親英的な統一党(英語版)が選挙で敗北する可能性が出たため、両政府の要望によって計画された。国王の意には沿わない訪問であったが、国王一家、特にエリザベス王女は各地で歓迎されて、当地の親英感情を高める結果となった。 外遊中、ケープタウンにて21歳の誕生日(4月21日)を迎えた際には、大英帝国全土に向けたラジオ演説の中で、エリザベス王女は次のような誓いを交わした。 「私は、私の全生涯を、たとえそれが長かろうと短かろうと、あなた方と我々の全てが属するところの偉大な、威厳ある国家に捧げる決意であることを、あなた方の前に宣言いたします。」(I declare before you all that my whole life whether it be long or short shall be devoted to your service and the service of our great imperial family to which we all belong.)
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