国内産品種の登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 10:43 UTC 版)
2017年(平成29年)3月に岡山県産の「もんげーバナナ」が発売された。同県の「D&Tファーム」の取締役技術責任者である田中節三が個人研究で40年かけて開発した凍結解凍覚醒法で、沖縄県や九州、小笠原諸島(島バナナ) 以外でもバナナが栽培できるようになった。こうして開発された新品種は2018年5月時点、岡山県のほか広島県、鹿児島県で出荷実績があり、北海道から九州までの日本各地のほか、中華人民共和国北部(黒竜江省、吉林省、遼寧省)で栽培あるいは栽培準備が進んでいる。 北海道釧路市では2019年冬から946Skyファーム(旧・北海道Skyファーム)が「946BANANA(クシロバナナ)」のブランドでバナナを生産していたが、コロナ禍による飲食・観光需要の低迷の影響で2021年末に生産を終了した。
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