国交史との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 01:38 UTC 版)
前述のとおり、894年に遣唐使が停止され、926年に渤海が滅び遣渤海使が廃止されて以降、日本と周辺諸国との国交は公式には途絶した。人的往来は公式には仏僧以外の往来が禁じられた。ただし太宰府への貿易統制権能の移管を含め、民間海商に多くが委ねられ、中央朝廷からの交易に対する統制は大きく緩んでいたと考えられる。また日宋・日麗貿易の隆盛と併せて、琉球弧の南島交易も隆盛し奄美・沖縄諸島の社会に質的な変化をもたらしたと考えられている(グスク時代の到来)。 周辺諸国との正式な公式な国交が再開されるのは、1401年(応永8年)に日明貿易が再開されてからである。
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