団規令事件とは? わかりやすく解説

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団規令事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 13:32 UTC 版)

団規令事件(だんきれいじけん)とは1950年に当時の日本共産党幹部に対する団体等規正令による出頭命令を拒否したことによる逮捕状請求となったことによる刑事事件。のちの公判においてこの逮捕状請求の合憲性が争点となり、最終的に占領中という特殊な状況でのみ有効であったという結論から、免訴という判断が下された。


  1. ^ “追放幹部が鬼怒川会合? 共産党廿余名、特審局で召喚”. 読売新聞 (読売新聞社). (1950年7月5日) 
  2. ^ “徳田氏が何処にいる? 全国手配も考慮 特審局、やっきで追及”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (1950年7月6日) 
  3. ^ a b “徳田氏ら九名に逮捕状 東京中心に捜索 出頭拒否で最後措置”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (1950年7月16日) 
  4. ^ “春日正一氏捕わる 85日ぶり名古屋に潜伏中”. 読売新聞 (読売新聞社). (1950年10月7日) 
  5. ^ “春日氏を起訴”. 読売新聞. (1950年10月17日) 
  6. ^ “日共幹部 松本三益氏捕る 昨夕、池袋で職務質問”. 読売新聞 (読売新聞社). (1950年10月7日) 
  7. ^ “松本三益氏を起訴 六日に拘留理由開示”. 読売新聞 (読売新聞社). (1953年6月4日) 
  8. ^ “松本三益氏を保釈 東京高裁 地検の取消抗告棄却”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (1953年8月1日) 
  9. ^ “長谷川浩氏(日共潜行幹部)逮捕さる 福岡市内、路上で発見 五年ぶり、指紋も一致 きょう東京へ護送”. 読売新聞 (読売新聞社). (1955年4月28日) 
  10. ^ “長谷川氏を起訴”. 読売新聞 (読売新聞社). (1955年5月10日) 
  11. ^ “長谷川浩氏保釈決る”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (1955年5月16日) 
  12. ^ “日共幹部竹中氏捕わる ゆうべ、駒込の路上で 潜行九名のうち四人目”. 読売新聞. (1955年6月3日) 
  13. ^ “竹中氏を起訴 東京地検”. 読売新聞 (読売新聞社). (1955年6月15日) 
  14. ^ “竹中氏を保釈”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (1955年6月18日) 
  15. ^ a b c “日共の潜行三幹部を逮捕 野坂、志田、紺野氏 昨夜 政策発表会で演説”. 読売新聞 (読売新聞社). (1955年8月12日) 
  16. ^ a b c “野坂氏ら釈放さる 地裁、準抗告を却下”. 読売新聞 (読売新聞社). (1955年8月17日) 
  17. ^ a b c “野坂氏ら起訴 団規令違反で”. 読売新聞 (読売新聞社). (1955年9月7日) 
  18. ^ a b “日共幹部 春日氏の刑(懲役三年)確定 最高裁「上告棄却」の判決”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (1952年4月9日) 
  19. ^ “「出頭要求」は違憲 松本氏の団規令違反 最高裁で上告棄却”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (1961年12月20日) 
  20. ^ 東京地方検察庁 1974, p. 189.


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