団体数の推移
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/10 15:21 UTC 版)
時期的には、戦後に設立された太平洋戦争関連の戦友会が多くを占めているが、結成時期が早いものとしては戦前にさかのぼる例もあり、日中戦争初期の従軍者で構成された団体などがある。 高橋三郎らの調査では、終戦前に設立された戦友会が全体の4.9%、終戦直後の1940年代後半に設立された会が16.4%を占め、以後は一時的に新設数が減少した。1960年代に入ると増加ペースが上がり、1960年から1964年にかけて設立されたものが15.0%、新設のピークとなった1965年から1969年の5年間には全体の20.3%にあたる戦友会が誕生した。1970年代からは新設数が再び減少している。 1990年代以降は、会員の高齢化や死亡によって、活動停止や解散を迎える戦友会が増えている。戦友会の全国組織であった全国戦友会連合会も、2002年に解散した。それでも、2005年(平成17年)のアンケート調査(有効回答率18.7%)では、存続しているとの回答が戦友会の3割以上からあった。
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