回路 (映画)とは? わかりやすく解説

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回路 (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/17 08:44 UTC 版)

回路
Pulse
監督 黒沢清
脚本 黒沢清
製作 小野清司
山本洋
高野力
萩原敏雄
製作総指揮 徳間康快
音楽 羽毛田丈史
和田亨
主題歌 Cocco
羽根〜lay down my arms〜
撮影 林淳一郎
編集 菊池純一
製作会社 大映
日本テレビ放送網
博報堂
IMAGICA
配給 東宝
マグノリア・ピクチャーズ
公開 2001年2月10日
2001年5月CIFF
2005年11月9日
上映時間 118分
製作国 日本
言語 日本語
興行収入 2.0億円 [1]
$49,046
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回路』(かいろ)は、2001年日本ホラー映画キャッチコピーは「幽霊に会いたいですか?」。

2001年に、カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品され、国際映画批評家連盟賞を受賞。DVDは同年8月24日発売。

2006年にはアメリカ・リメイク版『パルス』が公開された。『パルス』は更に、アメリカで『2』『3』と続編も作られた[2]

あらすじ

観葉植物販売会社「サニープラント販売」で同僚の田口が自殺してからというもの、工藤ミチの周辺では身近な人たちが次々と黒い影を残し姿を消していってしまった。

同じ頃、大学生の川島亮介は、ウラヌスというプロバイダでパソコンで噂で聞いていた「幽霊に会いたいですか」と問う奇妙なサイトにアクセスしてしまう。

次々と黒い影を残し消える人たち。不気味に変容しはじめる世界。亮介が思いを寄せていた唐沢春江も不可解な行動をとり始める。

赤いテープに囲われたアパートのドアを見つめて佇む作業員が何かをしてしまったことが始りのようだった。

親しいものたちが消えてゆき日常が崩壊していく中、ミチと亮介は出会い、共に逃避しようとするが寸前、亮介にも危険が及んでしまう。ミチはそれでも亮介を連れ、幽かな希望を目指して船出するのだった。

キャスト

スタッフ

  • 脚本・監督:黒沢清
  • 照明:豊見山明長
  • 録音:井家眞紀夫
  • 美術:丸尾知之
  • 衣裳:森田流水
  • 特殊視覚効果:浅野秀二
  • 特殊造形:松井裕一
  • 絵画造形:中川理仁、光山照行、張康凌
  • 助監督:吉村達矢、毛利安孝、稲葉博文、古澤健
  • スクリプター:小山三樹子
  • 協力プロデューサー:神野智
  • プロデューサー:清水俊、奥田誠治、井上健、下田淳行
  • 製作協力:ツインズジャパン

脚注

  1. ^ 「2001年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2002年平成14年)2月下旬号、キネマ旬報社、2002年、138頁。 
  2. ^ Pulse (2006) - Connections - IMDb

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